今冬、ゼニトから中国の天津権健に移籍したMFヴィツェル [写真]=Getty Images
今冬の移籍市場でロシアのゼニトから中国スーパーリーグ所属の天津権健に移籍したベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、移籍の真相を明かした。イタリア紙『トゥットスポルト』が9日に報じた。
天津権健はセリエBのピサとのチャリティーマッチを行い、2-3で敗れた。同試合に出場していたヴィツェルは、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じ、ユヴェントス移籍を拒否した真相を激白。報酬が理由でユヴェントスからのオファーを拒否したと明かした。
「嘘は言わない。金銭面が重要だった。我々には、魅力的なクラブにしようと野心にかられる素晴らしい会長がいる。パトのような選手がいるし、まだ移籍市場も開かれている」
天津権健は昨シーズン、中国2部で優勝を果たし、今シーズンから1部に初昇格。ヴィツェルは「来季、アジア・チャンピオンズリーグに出場する」と、今後の目標についても語っている。