選手生命脅かす大ケガから半年…上海申花FWデンバ・バがトルコ復帰へ

　上海申花に所属するセネガル人FWデンバ・バが、ベジクタシュへ復帰する。トルコのスポーツ・ポータルサイト『Fanatik』が30日に報じた。

　昨年7月に、試合中のアクシデントにより左足のけい骨とひ骨を骨折する重症を負ったデンバ・バ。選手生命に影響しかねない大ケガを経験した同選手はこの半年間リハビリに励んでおり、先日は室内でボールを蹴る様子が公開されて話題となっていた。

　同メディアによればデンバ・バは第一線への復帰に向けて、上海申花から前所属クラブであるベジクタシュに半年間のレンタル移籍で加入する模様。すでにメディカルチェックを通過しており、あとは正式発表を残すのみとなっている。

29日、ベジクタシュ移籍へ向けイスタンブルー空港に到着するデンバ・バ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

　デンバ・バは2014年7月にチェルシーからベジクタシュへ移籍し、トルコ・スーパーリーグ29試合に出場してチーム最多の18得点を挙げた。翌シーズンに現在所属している上海申花へ移籍している。

　中国スーパーリーグは、今シーズンより外国人選手枠が「3」に縮小されることが先日発表され、各クラブは開幕を前に対応を迫られている状況。今冬獲得したばかりの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスのほか、コロンビア代表MFフレディ・グアリン、同代表MFジョヴァンニ・モレノ、ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンス、韓国代表DFキム・ゲヒらが所属しており、その他にデンバ・バを含めた5名の外国人選手がレンタルに出されている。