今シーズン、モナコでゴールを量産するファルカオ [写真]=Icon Sport via Getty Images
モナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、中国からオファーを断っていたことを明かした。28日付けのフランス紙『ル・ドーフィネ』がコメントを伝えている。
これまでリーベル・プレートやポルト、アトレティコ・マドリードなどで毎シーズンのように二桁得点を叩き出す活躍を見せてきたファルカオだが、2014-15シーズンにモナコからのレンタルで加入したマンチェスター・Uや、翌シーズンのチェルシーではインパクトを残すことができなかった。しかし、今シーズン復帰したモナコでは再び本来の調子を取り戻し、リーグ・アン15試合で12ゴールを挙げる活躍。2月に31歳となるストライカーは、まだまだ実力が衰えていないことを証明している。
同紙によればファルカオが、中国からのオファーを受けていたことを明かしたようだ。同選手は中国について質問を受けると「中国からの提案を断るのはとても難しいことだよ。それでも、僕は3回断ったんだ。大金を断るのは、クラブにとっても簡単なことではない」と、検討した上でモナコで戦うことを選んだと明かした。
リーグ・アンで首位に立つモナコは29日、上位を争う3位パリ・サンジェルマンとの直接対決を迎える。重要な一戦に向けてファルカオは「誰もがプレーしたいと思うようなこの素晴らしい試合に、僕たちは大きな期待をしているんだ。準備はできているよ」と順調な仕上がりをアピールしている。敗れれば勝ち点で並ばれてしまう一戦で、ファルカオはどんなプレーを見せるのか。モナコでのタイトル獲得だけを考えるベテランFWに注目が集まる。