ガラタサライで活躍するポドルスキ(写真は昨年12月) [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸が獲得を目指していると報じられるガラタサライ所属の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、トルコカップで大活躍した。
カップ戦の第3ラウンドを突破しているガラタサライ。同大会の第4ラウンドでは、32チームを8組に分け、各グループ総当たり方式でベスト16進出チームを決める。ガラタサライは24日、グループ最終節でエルツィンカンスポル(4部)と対戦した。
同ゲームに先発出場したポドルスキは試合開始4分、オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルからエリア内で縦パスを受けると、すぐさま左足でシュート。ゴール左下へ強烈なシュートを突き刺し、先制ゴールを奪った。
続く10分、ポドルスキは再びエリア内で縦パスを受けると、今度はゴール右下へ流し込み、チームに追加点をもたらした。
さらに3-2となって迎えた後半、ポドルスキは圧巻の活躍を見せる。50分に味方とのパス交換でエリア右に進入した同選手は、そのまま中央へカットインして左足でシュート。ゴール左下を揺らし、ハットトリックを達成した。さらに55分、左サイドからのグラウンダーのクロスにダイレクトで合わせ、自身4点目をゲット。63分には前線でのパスカットからループシュートを決め、ゴールラッシュを締めくくった。
ポドルスキの5ゴールは全て左足で記録されたものだった。また、ガラタサライの公式サイトによると、同クラブで1試合5得点を記録したことは、2000年以来17年ぶりの出来事であったという。
なお、ポドルスキの得点以降ネットが揺れることはなく、試合は6-2でガラタサライが勝利。グループ2位でカップ戦ベスト16へと駒を進めた。