日本のクラブが、“元神童”ボジノフに接触していると報じられている(写真は2012年) [写真]=Getty Images
かつて“天才”と言われ注目を集めた元ブルガリア代表FWヴァレリ・ボジノフに日本のクラブが接触しているようだ。セルビアとブルガリア両国のメディアが伝えている。
ボジノフはレッチェ時代の2002年に15歳でデビューし、セリエAの外国人最年少出場記録を樹立。その後はユヴェントスやマンチェスター・Cなどを渡り歩き、2015年の夏からセルビアのパルチザンでプレーしている。
ちなみに、元日本代表MF中田英寿氏とはフィオレンティーナ時代のチームメイトで、同クラブが2005年に実施したジャパンツアーで来日している。
そんな、来月31歳となる“元神童”の獲得を、日本のクラブが望んでいるのだという。
セルビアとブルガリアで出ている報道によると、元セルビアモンテネグロ代表で現在パルチザンのスポーツディレクターを務めるイヴィツァ・イリエフ氏が、日本から関心があることを認めている。
パルチザンは先日、過去5年間の負債未払いによりUEFA(欧州サッカー連盟)主催試合への3年間の出場停止処分を受けた。それも影響してか、イリエフ氏は金額次第でボジノフを売却する意思を持っているようだ。
ただ同氏は、「ボジノフはセルビアの地で満足しており、契約満了となる今夏までクラブに留まることを願っている」とも話している。
なおボジノフには日本以外のアジアの国やトルコ、ギリシャからの関心もある模様で、この数日中に彼の将来についてより明確になるだろうとも伝えられている。
(記事提供:Qoly)