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アジア初の快挙!マレーシア代表MFの“魔球”FK弾がFIFA年間最優秀ゴールに選出

2017.01.10

プスカシュ賞を受賞したモハマド・ファイズ・スブリ [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は9日、スイス・チューリヒで年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2016」を開催し、最優秀ゴールのFIFAプスカシュ賞を発表した。

 2016年度のプスカシュ賞は一般投票の結果、ペナン(マレーシア・スーパーリーグ)に所属するマレーシア代表MFモハマド・ファイズ・スブリのFK弾に決まった。2016年2月16日に行われたパハン戦、スブリは左サイドからのFKで右足を一閃。無回転のシュートは左右に2度曲がり、ゴール右隅に突き刺さった。“魔球”のようなフリーキックで世界の注目を集め、投票の59.46パーセントを獲得し、アジア初となるFIFA最優秀ゴールに輝いた。

 表彰式に出席したスブリは、受賞のため壇上に上がると、緊張から携帯電話に用意していたスピーチが見つからず焦る様子も見せたが、「ワールドクラスの選手たちと、同じ素晴らしいステージに立てるなんて考えたこともなかった。ペナンのスタッフや監督、チームメイト、マレーシアサッカー協会、家族、マレーシアと世界中のみなさんに感謝したい」とコメント。自身のツイッターでは、「とても緊張したよ。幸運にも携帯のスピーチを見つけられてよかった。みんなありがとう」と綴っている。

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