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ベトナム・U-21国際選手権、横浜FCが決勝でタイ代表を下し日本勢初優勝

2016.12.29

U-21タインニエン国際選手権2016(クリアマンカップ)は12月27日にホーチミン市トンニャット・スタジアムで決勝戦が行われ、U-21横浜FCがU-21タイ代表を1-0で下して優勝した。同大会で日本勢の優勝は今回が初めて。

1次リーグで魅力的な攻撃サッカーを披露した両チームに対して、地元ファンらは点の取り合いを期待したが、試合は長く膠着状態が続くゴールが遠い展開となった。前半から中盤でのせめぎ合いとなり、双方ともなかなかフィニッシュまで繋がらない。横浜FCは36分にFW齋藤功佑が際どいシュートを放つも、ポスト直撃で先制点ならず。一方のタイ代表もカウンターからゴールを狙ったが、横浜FCの守備陣を慌てさせるような場面は殆どなかった。

後半も流れは変わらず、中盤での激しいつぶし合いが続くストレスフルな展開。このままPK戦に突入かと思われた87分、フリーキックのチャンスから最後はMF石井圭太がヘディングで合わせて横浜FCが待望の先制点。試合は結局、これが決勝点となり、横浜FCが苦しみながらもタイ代表を1-0で下して、優勝トロフィーを勝ち取った。

なお、同日行われた3位決定戦、U-21ホアン・アイン・ザライ(HAGL)とタインニエン新聞選抜(U-21ベトナム選抜)のベトナム勢対決は、前回王者のHAGLがFWグエン・バン・トアンのゴールにより1-0で勝利した。

今大会の各賞の受賞チームおよび受賞者は以下の通り。

優勝:U-21横浜FC 賞金1万2000USD
準優勝:U-21タイ代表 賞金7000USD
3位:U-21HAGL 賞金5000USD
フェアプレー賞:U-21HAGL 賞金3000USD
最優秀選手:服部剛大(横浜FC
最優秀GK:高丘陽平(横浜FC
得点王:グエン・バン・トアン(HAGL:3得点)、Chenrop Samphaodi(タイ代表:同)

記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト

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By アジアサッカー研究所

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