自身の今後について言及したテベス [写真]=Getty Images
ボカ・ジュニアーズに所属するアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、中国スーパーリーグの上海申花へ移籍する可能性について言及した。イタリア紙『トゥットスポルト』が8日に報じた。
年俸4000万ユーロ(約48億6000万円)とも言われる超破格のオファーを受けていると報じられたテベス。去就に注目が集まるが、「急いで決断したくない。家族のために最適な決断をしたい」と、慎重に検討する意向を明かした。
そしてテベスは「中国に行く可能性について、考えなければならないことはたくさんある。頭の中が混乱している」と話し、以下のように続けた。
「ただ、今はリーベル(プレート)戦(12日)のことだけを考えたい。精神的にもとても重要な試合だ。ボカとの深い結びつきについて考えている。今、考えていることは中国のことではない。それに、中国に行くということだけが言われていることではない。引退することだってあり得るだろう。サポーターの愛のために、自分はボカ・ジュニアーズにいるんだ」
クラブへの愛情を強調しつつ、現役引退を決断する可能性も明かしたテベス。32歳の今も健在だが、どのような選択をするだろうか。