2015年夏からボカ・ジュニアーズでプレーするFWテベス [写真]=Getty Images
ボカ・ジュニオルスに所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスに、再び中国スーパーリーグのクラブから巨額のオファーが届いているようだ。20日付のスペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、具体的な名前は明かされていないが、中国のあるクラブがテベス獲得を画策している模様。年俸は破格の4000万ユーロ(約47億円)を準備しているようで、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの年俸2500万ユーロ(約29億4000万円)をも大きく超え、世界一と見られる額となりそうだ。
テベスには今年2月、上海上港が10カ月契約で給料2200万ユーロ(約26億円)のオファーを提示したと報じられた。しかしながら、2015年夏に古巣ボカ・ジュニオルスに復帰したテベスは、この巨額オファーを拒否。それでも、今回のオファーは検討していると見られ、初のアジア移籍をする可能性もあるようだ。
近年、移籍市場を大いに賑わせている中国クラブの“爆買い”。7月にイギリス紙『デイリメール』が伝えた年俸ランキングでは、上海上港のブラジル代表FWフッキが世界2位、山東魯能に所属するイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレが同5位とも報じられた。マンチェスター・Cやユヴェントスなどで活躍したテベスが中国移籍となれば、またも大きな話題となることは間違いないだろう。