ブラジル代表で主将を務めるFWネイマール [写真]＝Getty Images
バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールが、2日前から待っていたという子どものファンに対して粋な計らいを見せたようだ。15日付のブラジル紙『エスタード・デ・サンパウロ』が伝えている。
ネイマールの大ファンだという、10歳のケルミー・アイダンくんは同選手に会うために、ブラジル代表が滞在していたベロオリゾンテのホテルのロビーで2日前から待機。同代表は10日に行われたワールドカップ南米予選のアルゼンチン戦後もベロオリゾンテに滞在し、トレーニングを続けていた。ケルミーくんはその間、ネイマールに会えるチャンスをずっとうかがっていたという。
そして、待望の瞬間が訪れる。待ち焦がれたネイマールが目の前に姿を現したのだ。その瞬間、ケルミーくんは猛ダッシュ。一度は警備員の制止を振り切ったものの、別の警備員に取り押さえられてしまう。すると、その様子に気づいたネイマールは、ケルミーくんを解放してあげるように指示。その後、ケルミーくんとの写真撮影にも応じるなど、小さなファンに対して“神対応”を見せたそうだ。
2日待った甲斐があったケルミーくんは、ネイマールとの2ショット写真を誇らしげに見せながら、「ネイマールは最高の選手だよ」と語ったという。
ネイマールは過去にもピッチに乱入してきた子供を抱きかかえるなど、子どもに対しては常に優しい対応を見せている。ピッチ内外で子どもに夢を与えることができる、まさにスターの鑑と言える選手だろう。
（記事／Footmedia）
By Footmedia
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