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12年勝ちなし、139戦で3勝…アンドラ代表は“世界最弱”? スペイン紙が紹介

2016.11.14

12年以上、勝利から遠ざかっているアンドラ代表 [写真]=NurPhoto via Getty Images

 13日に行われたFIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第4節で、アンドラ代表はハンガリー代表に0-4と大敗を喫した。予選4連敗でグループBの最下位に沈むアンドラ代表の戦績を、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が「世界最弱のチーム?」と見出しを掲げて紹介している。

 同紙によると、アンドラ代表は12年以上、勝利から遠ざかっている。前回の白星は2004年10月13日のFIFAワールドカップ ドイツ 欧州予選で、マケドニア代表を1-0と破った一戦だった。アンドラ代表にとって、同試合が公式戦における最初かつ唯一の白星だという。2016年11月14日時点で同国代表は139試合を戦っているが、通算勝利数はわずかに「3」。マケドニア代表戦以外の2勝は国際親善試合で挙げたものだと報じられている。

 139試合でわずか3勝、前回の勝利から12年以上も遠ざかっているアンドラ代表。同紙は「4598日間も勝利がない」と記し、86試合連続で白星を挙げていない同国代表が、代表チームの未勝利記録を更新していると報じた。以前はルクセンブルク代表が1995年から2006年にかけて82試合勝ちなしという記録を持っていた模様。現在のアンドラ代表は不名誉な形で世界記録を更新しているということになる。

 なお、アンドラ代表は最新のFIFAランキング(10月20日発表)で203位タイとなっている。現在、FIFA(国際サッカー連盟)に加盟しているのは211の国と地域であり、アンドラ代表の下には205位タイの7チームしかいない状態だ。

 アンドラ代表は今回のW杯欧州予選で、ユーロ2016王者のポルトガル代表(8位)をはじめ、スイス代表(14位)やハンガリー代表(22位)、フェロー諸島代表(74位)、ラトビア代表(116位)と対戦する(括弧内は最新のFIFAランキング)。今予選で待望の勝利を収めることはできるだろうか。

By サッカーキング編集部

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