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アルビ新潟Sがシンガポール杯連覇、シンガポール史上初の全4タイトル獲得

2016.10.30

シンガポール史上初となる4タイトルを制覇したアルビレックス新潟シンガポール

 2016シンガポールカップ決勝が29日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールは、タンピネス・ローバーズが対戦。アルビレックス新潟シンガポールは、昨年に続く大会2連覇、そしてシンガポール史上初の4冠、全タイトル制覇を狙って一戦に臨んだ。

 まず良い形を作ったのは、アルビレックス新潟シンガポール。16分、左サイドから田中脩史が送ったクロスに熊田瑠偉が飛び込む。このセカンドボールをフリーで受けた鎌田啓義が右足ボレーで狙うが、シュートはゴール左へと外れる。

 試合は意外な展開で動く。28分、タンピネス・ローバーズのGKイズワン・マハブドがゴールキックをショートパスでDFへ送ると、パスを受けたDFはそのままバックパス。素早く反応した河田篤秀がプレッシャーをかけて、GKからスライディングでボールを奪いそのままゴールネットを揺らしてアルビレックス新潟シンガポールが先制する。

 後半開始直後の46分、アルビレックス新潟シンガポールは左サイドから田中脩史が速いクロスを送る。熊田瑠偉が競り合ったこぼれ球を河田篤秀が左足で強烈なシュート。しかし、GKの好セーブに防がれて追加点とはならなかった。

 61分、タンピネス・ローバーズはゴール正面でFKを獲得。ゴールを狙ったFKはGK野澤洋輔の正面を突く。68分、タンピネスはジャーメイン・ペナントを投入して攻勢を強める。その後、タンピネス・ローバーズの波状攻撃が続くが、アルビレックス新潟シンガポールが耐えしのぐ時間帯が続く。

 すると87分、アルビレックス新潟シンガポールは中盤でボールを奪うとそのままカウンター。左サイドでボールを受けた途中出場の石山大地が右足でファーサイドへクロスを送る。これを走り込んだ長崎健人がヘディングでGKの頭上を越えるシュートを放ち、試合を決定づける追加点を挙げる。そのまま逃げ切ったアルビレックス新潟シンガポールが、シンガポールカップ2連覇を達成した。

 アルビレックス新潟シンガポールは2月のコミュニティシールド、7月のリーグカップ、10月のSリーグ制覇に続き、今季4つ目のタイトルを獲得。シンガポール史上初の4冠、全タイトル制覇を達成し2016シーズンを終えた。

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 2?0 タンピネス・ローバーズ

【得点者】
1-0 28分 河田篤秀(アルビレックス新潟シンガポール)
2-0 87分 長崎健人(アルビレックス新潟シンガポール)

By サッカーキング編集部

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