8月の負傷後、復帰を果たせていないラムジー [写真]=Arsenal FC via Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)は29日、2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選2試合に臨むウェールズ代表メンバー23名を発表。負傷離脱中のMFアーロン・ラムジー(アーセナル/イングランド)は選外となった。
離脱が長引く同選手について、ウェールズ代表のクリス・コールマン監督が「彼がいないことは残念だ」とコメントした。イギリス紙『デイリーメール』が29日に報じている。
ラムジーは8月14日に行われたプレミアリーグ第1節のリヴァプール戦に先発出場したが、後半途中に負傷。61分にスペイン人MFサンティ・カソルラとの交代でピッチを後にした。当時の報道では3週間程度の離脱を強いられる見込みと報じられていたが、6週間以上が経過した現在(9月30日時点)でも復帰を果たせていない。
コールマン監督は「6週間前、彼がケガをした時には、3週間程度の離脱だと伝えられていた。しかし、彼がトレーニングで(再び)負傷したという情報を得た。我々のフィジオセラピストがアーセナルと連係しているからね。彼の復帰がいつになるのか、我々は知らされていないんだ」とコメント。ラムジーの現状について明かした。
初出場のユーロ2016ではベスト4進出を果たしたウェールズ代表は、9月5日のW杯予選第1節ではモルドバ代表に4-0と快勝した。60年ぶりの本大会出場へ向けて好スタートを切り、10月6日の第2節ではオーストリア代表とアウェーで、9日の第3節ではジョージア代表とホームで対戦する。
ラムジーは第1節に続いて、10月の2試合も欠場することが決まった。コールマン監督は「残念だよ。この大会の30パーセント(予選10試合中3試合)を彼なしで戦うことになる。厳しいことだ。彼は大舞台を愛している。アーセナルでもそうだね。自分自身を表現するために、ピッチに立つ必要があるんだ」と、落胆の意を示した。
クラブだけでなく代表チームからも復帰を待ち望まれているラムジー。再びピッチに立つのはいつになるだろうか。
By サッカーキング編集部
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