FOLLOW US

“問題児”が30歳で現役引退 オスヴァルド、ミュージシャン転身を表明

2016.09.02

現役引退とロックミュージシャン転身を表明したオスヴァルド [写真]=Getty Images

 元イタリア代表FWパブロ・オスヴァルドが現役引退を表明し、ミュージシャンへ転身することを明かした。イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が9月1日に報じている。

 オスヴァルドは今年1月にボカ・ジュニオルスへ復帰していたが、同年5月に契約を解除していた。5月16日付のイタリアメディア『Calciomercato.com』によれば、同選手は自身の裸の写真をクラブ幹部に送るなど、奇行が目立つようになっていた。ダニエル・アンヘリ会長との話し合いの末、退団が決まったと伝えられていた。

 所属クラブがない状態となったオスヴァルドはキエーヴォからのオファーを受け、イタリア復帰の可能性が浮上していた。しかし、同クラブ加入に断りを入れるとともに、現役引退を表明。今後はロックミュージシャンとして活動していくことを明かしている。

 オスヴァルドは1986年生まれの30歳。2006年からイタリアでプレーし、アタランタやレッチェ、フィオレンティーナ、ボローニャと渡り歩いた。2010年から2011年にかけてはエスパニョールでプレーし、2011年8月にはローマへ移籍。2013年からはサウサンプトンでプレーし、ユヴェントスやインテルへのレンタル移籍も経験した。2015年2月にボカ・ジュニオルスへレンタル移籍で加入し、同年夏にはポルトへ移籍。今年1月にボカ・ジュニオルスに復帰していた。

 ローマ所属時にアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督を侮辱するツイートをしたり、サウサンプトンではポルトガル代表DFジョゼ・フォンテと練習中にケンカをしたりと、“問題児”としても知られていたオスヴァルド。ピンク・フロイドのタトゥーを入れるなど、熱狂的なロックファンである同選手が、30歳で選手生活に別れを告げ、第二の人生を歩み始めることとなった。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO