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37歳フォルラン、移籍先候補にブラジルが浮上も…交渉は難航か

2016.07.13

6月までペニャロールでプレーしていたフォルラン [写真]=LatinContent/Getty Images 

 ブラジル1部リーグのアトレチコ・パラナエンセが、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの獲得に動いている。ブラジルメディア『グローボ』が12日に報じた。

 現在37歳のフォルランは6月14日、ウルグアイ・プリメーラ・ディビシオン(1部リーグ)のペニャロールを退団。現在は所属クラブがない状態となっている。同選手は昨年7月にセレッソ大阪からペニャロールへ移籍。同クラブは2015-16シーズン、前期リーグ優勝を果たすと、後期では2位に入った。年間順位で首位に立ち、3年ぶり50回目となるリーグ優勝を決めた。

 優勝に貢献したフォルランだが、ペニャロール退団を決断。大手メディア『ESPN』によると、同選手は「今がクラブを離れる良いタイミングなんだ。ウルグアイのフットボールは非常に難しい。ただ、期待していたものを得ることもできたよ」と話し、自身の今後については「まだ、どこへ向かうかはわからない。でも、あと1、2年はプレーしたいんだ。このスポーツをもっと楽しみたいと思っているよ」と現役続行を表明している。

 そして今回、アトレチコ・パラナエンセが新天地候補として浮上した。報道によると、同クラブの幹部がフォルランと家族に接触した模様だ。代理人を務めるダニエル ボロトニコフ氏も、同クラブからの打診があったことを認めている。ただ「交渉は行っていない」と、同クラブとの接触が初期段階であることも明かしている。

 アトレチコ・パラナエンセは現在、パウロ・アウトゥオリ監督が指揮を執っている。同監督はセレッソ大阪を率いた2015年、6月まで同クラブでプレーしたフォルランを指導。今回、移籍が実現した場合は約1年ぶりに再会することとなる。ただ、同選手は現時点でウルグアイを離れることに興味を示しておらず、年俸も高額であることから交渉は難航するとの見通しも報じられている。

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