カンナヴァーロ氏らに続いて…セードルフ氏も中国2部で指揮官就任へ

セードルフ

中国2部リーグで監督に就任すると報じられたセードルフ氏 [写真]=Getty Images

 元ミラン指揮官のクラレンス・セードルフ氏が、中国甲級リーグ(2部)に所属する深セン市足球倶楽部の新指揮官に就任する見通しとなった。中国メディア『ECNS』が7日に報じている。

 報道によると、セードルフ氏はすでに深センに1週間ほど滞在しており、契約締結が目前に迫っている模様。深センFCは現在、リーグ戦で16試合を終えて8位となっているが、首位とは勝ち点差「7」の位置にいる。今後の巻き返しを図るべく、新指揮官としてセードルフ氏に白羽の矢を立てたようだ。

 セードルフ氏は1976年生まれの40歳。アヤックスやサンプドリア、レアル・マドリード、インテル、ミランと渡り歩き、2014年1月にブラジルのボタフォゴで現役を引退した。引退と同時に指導者へ転身し、ミランの監督に就任。2013-14シーズンの後半、セリエAで19試合の指揮を執り、勝ち点35を獲得した。まずまずの数字を残したが、同シーズン終了後に解任された。

 中国甲級リーグでは、武漢卓爾が5日に元イタリア代表DFチロ・フェラーラ氏の監督就任を発表。また、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏も天津権健の指揮官に就任している。往年の名選手が指揮官として集結し、注目が集まっている。

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