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コロッチーニが古巣サン・ロレンソへ移籍…欧州での選手生活は14年間で打ち止め

2016.07.07

ニューカッスルを退団し、母国へ戻ったコロッチーニ [写真]=Newcastle United via Getty Images

 サン・ロレンソは6日、元アルゼンチン代表DFファブリシオ・コロッチーニの入団を発表した。同日にはコロッチーニが入団会見に臨み、古巣復帰の喜びとサポーターへの感謝を口にした。

 1982年にコルドバで生まれたコロッチーニは、16歳だった1998年に名門ボカ・ジュニオルスでキャリアをスタートさせると、2000年にはイタリアの名門ミランへ移籍した。だがミランでは出場機会に恵まれず、サン・ロレンソやアラベス、アトレティコ・マドリードなどレンタル移籍で複数のクラブチームを渡り歩いた。2005年から3年半在籍したデポルティーボで主力に定着すると、2008年にはニューカッスルと5年契約を結んで活躍。ニューカッスルで重宝されたコロッチーニは、2016年まで契約を延長してプレーしていた。

 34歳となり、2001-02シーズンにレンタルで在籍していた“古巣”に14年ぶりの復帰が決まったコロッチーニは、入団会見の席でサン・ロレンソの一員となる喜びとサポーターへの感謝を表現。そして8年間在籍したニューカッスルへの感謝も述べた。

「14年ぶりに復帰する私を歓迎してくれているサン・ロレンソのサポーターに感謝している。長年過ごした欧州を離れるのは決して簡単な決断ではなかったが、それ以上にこのシャツ(サン・ロレンソ)への愛情が強くあった。ただ、ニューカッスルで過ごした8年間も自分にとっては決して忘れられないし、8年間私を支えてくれたニューカッスルのサポーターにも深く感謝しているよ」

 サン・ロレンソにとっては、コロッチーニの獲得がオフシーズン第1号の補強となった。

 一方、コロッチーニを放出することになったニューカッスルのマネージングディレクター、リー・チャーンリー氏は「我々のために8年間戦ってくれたコロッチーニは、ここを去ってもニューカッスルの家族である。彼の将来のキャリアが常に最高のものになることを心から願っている」と述べて、コロッチーニにエールを送った。

(記事/Cartao Amarelo)

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