OAとして招集の可能性が浮上したカゼミーロ [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピックに臨むU-23ブラジル代表に、オーバーエージ(OA)としてレアル・マドリードのMFカゼミーロが加わる可能性が浮上した。17日付のスペイン紙『アス』が報じている。
ドゥンガ氏のブラジル代表監督解任を受け、ブラジルサッカー連盟(CBF)は15日、リオデジャネイロ・オリンピックに臨むU-23同国代表の指揮官にロジェリオ・ミカーレ氏が就任することを決定した。これにより、OAの陣容に変化が生じるようだ。
当初は、ドゥンガ氏がバルセロナ所属のFWネイマール、インテル所属のDFミランダ、インテルナシオナウに所属するGKアリッソン・ベッケルの3名をOAとして考えていると報じられていた。しかし同紙によると、現在メンバー選考の全権を握ると伝えられるミカーレ新監督は、カゼミーロを代表メンバーに招集したいと考えているようだ。
現在24歳のカゼミーロは、2013年にサンパウロからレアル・マドリードへ移籍。その後ポルトへのレンタル移籍を経て2015年6月に同クラブへ復帰した。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは23試合に出場。先月28日に行われたアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝でもプレーした。
カゼミーロがOAとして選出された場合、8月9日に開催されるセビージャとのUEFAスーパーカップを欠場することになる。そのため、今後ブラジルサッカー連盟がレアル・マドリードとの交渉へ進む模様。一方でカゼミーロ自身は母国開催でのオリンピック出場に前向きな姿勢を示しているようだ。
リオデジャネイロ・オリンピックに出場するメンバーは、今月29日にミカーレ新監督が発表するという。