ベンフィカのヴィトーリア監督は「楽しみたい」と語った [写真]=Bongarts/Getty Images
5日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、バイエルンとベンフィカが対戦する。
敵地でのファーストレグを前に、ベンフィカのルイ・ヴィトーリア監督が前日会見に臨んだ。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ベンフィカは今シーズン、ポルトガルリーグ第28節終了時点で23勝1分け4敗、勝ち点70で首位を走っている。現在は公式戦8連勝中で、最近20試合で19勝を記録。好調を維持してミュンヘンへ乗り込み、勝利を目指す。
ヴィトーリア監督は「戦術的な観点から言うと、バイエルンは(自分たちとは)レベルが違う相手だよ」と、バイエルンへの敬意を示し、「彼らは戦い方が身体に染みついていて、どんな状況にも対応できるチームだ。我々は集中力を保って、可能な限り組織として戦っていく必要がある」と、アウェーでの一戦を展望した。
ベンフィカは過去3度、バイエルンとのアウェーゲームに臨んでいるが、3戦全敗を喫している。いずれも大差での敗戦で、データ上は不利と言える。ヴィトーリア監督は「チャンピオンズリーグでは常に目の前の試合のことだけを考えている。そうすることによって、ここまで勝ち進むことができたんだ。恐れるものは何もないよ。バイエルンは強いが、ミュンヘンでも全力で良い結果を狙う」と、意気込みを語った。
そして、「我々は信念を持っている。情熱と闘志、意欲をもって戦うつもりだ。そして試合を楽しみたいと思う。選手たちにもぜひ楽しんでもらいたいね」と、話した。