「5時間かけて説得したが」…ポルティモネンセ、金崎の鹿島復帰を発表

金崎夢生

鹿島復帰が決まった金崎夢生 [写真]=Getty Images

 ポルトガル2部所属のポルティモネンセは12日、2015シーズンに鹿島アントラーズへ期限付き移籍していた日本代表MF金崎夢生が同クラブへ再加入すると発表した。クラブの公式HPが伝えている。

 金崎は1月18日にポルティモネンセへの復帰が決定。公式戦にも出場していたが、2月12日に鹿島がクラブ公式フェイスブックで、完全移籍での再加入に基本合意したことを発表していた。

 ポルティモネンセは同選手の移籍の経緯を説明。社長や監督、コーチが金崎に今年7月までクラブに残留するように説得するため、5時間に及ぶ会議を行ったことを明かしている。ただ、金崎は鹿島復帰に向けた強い意志を持っており、ポルティモネンセは説得に失敗した。

 金崎は昨年2月、期限付き移籍で鹿島に加入。2015シーズンは明治安田生命J1リーグで27試合に出場し、9得点を挙げて自身初のベストイレブンに輝いた。また、ヤマザキナビスコカップでは5試合出場5得点を記録し、優勝に貢献。11月12日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア2次予選のシンガポール戦では先発出場を果たし、自身の代表初ゴールとなる先制点を決めた。

モバイルバージョンを終了