スタンダール・リエージュは24日、マンチェスター・Uに所属する元スペイン代表GKビクトル・バルデスが、今シーズン終了までのレンタル移籍で加入することで合意に達したと発表した。今後、メディカルチェックを受けて正式契約となる。
現在34歳のV・バルデスは昨年1月、フリートランスファーでマンチェスター・Uに加入。1年半の契約を締結したが、ルイ・ファン・ハール監督との確執により、出場機会どころか背番号すらも与えられないなど、冷遇が続いていた。
マンチェスター・Uへ移籍するまではバルセロナで輝かしいキャリアを築いていた同選手。2002年から2014年までの在籍期間で公式戦535試合に出場し、リーガ・エスパニョーラを6回、チャンピオンズリーグを3回制するなど、数々のタイトル獲得に貢献していた。
スタンダール・リエージュは公式サイトを通じて、「彼がやってくるということは、今後数ヶ月で若い選手が成長するために最高のチャンスとなる。我々はビクトル・バルデスを歓迎する」と声明を発表している。