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ブラッター会長とプラティニ会長、処分取り消し申し立てもFIFAは棄却

2015.11.19

ブラジルW杯を観戦したプラティニ会長(左)とブラッター会長(右) [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長とUEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長が、FIFAの上訴委員会に90日間の職務停止処分を不服として取り消しを求めたが却下された。イギリスメディア『BBC』や同国紙『ガーディアン』など複数メディアが18日付で報じている。

 10月8日、ブラッター会長が2011年に200万スイスフラン(約2億4000万円)の賄賂をプラティニ会長に渡したとして、FIFA倫理委員会は両者に90日間の職務停止処分を下した。

 しかし、プラティニ会長が受け取った金銭は同会長のコンサルタント料で、金銭授受は1998年に交わされた口頭契約に基づいていると両者は主張し、職務停止処分の撤回を求めていた。取り消しの判決に不服の場合、両者はスポーツ仲裁裁判所に提訴することができるようだ。

 プラティニ会長は来年2月26日に行われる予定の次期FIFA会長選に立候補。だが、職務停止処分中のため、FIFAが同会長の立候補を認可するかどうかの判断は引き続き保留されている。なお、ブラッター会長は11日に神経衰弱を理由に入院していた。

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