ボカ・ジュニオルスに所属するテベス [写真]=Getty Images
ボカ・ジュニオルスに所属するアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、今シーズン開幕から低迷している古巣ユヴェントスについて語った。28日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
テベスが去った今シーズンはセリエA開幕から6試合を終えて、1勝2分け3敗で15位と低迷している。苦しむ古巣クラブについてテベスは「ユヴェントスのことはいつも気にしていているし、僕は心の一部をユーヴェに置いてきたんだ。だから、今のユーヴェを見ていると心が痛むよ」と話し、胸中を口にした。
しかしながら、今後のユヴェントスについては「大きく変わろうとしているし、我々はユーヴェに期待しなければならない」と復調することに期待を寄せた。
一方で、「僕はユヴェントスで全てを成し遂げたんだ。苦しむボカを見て、愛するクラブを助けるために戻らなければならなかった」と語り、ユース時代から過ごしていた母国のボカ・ジュニオルスに復帰した理由を明らかにした。
また、「中国のクラブから年俸2000万ユーロ(約26億9000万円)のオファーをしてくれたけど、お金では何も変わらないよ」と、移籍に際して中国のクラブからの巨額のオファーを断っていたことを明らかにした。