ギネス世界記録に認定された澤穂希(右) [写真]=Guinness World Records Limited
4日、ギネスワールドレコーズジャパン株式会社は、9月10日に発売される『ギネス世界記録2016』日本語版に、新たにサッカー界から、なでしこジャパンのMF澤穂希、ニューヨーク・シティFC所属の元イングランド代表MFフランク・ランパード、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の記録が掲載されることを発表した。
澤は、今夏に行われたFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015に出場し、「FIFA女子ワールドカップ最多出場」記録を6回に更新。「多くの方のサポートにより、ここまでやってこれました。また純粋にサッカーが好き、という気持ちがここまで長くできた秘訣です」と明かしている。
ランパードは、「プレミアリーグ:対チーム最多ゴール獲得数」(39クラブ)で記録認定。「娘が寝る前にいつも一緒に読む本に載れるなんて、本当に最高だよ!」と喜びのコメントをしている。
また、モウリーニョ監督は4つの記録が同時に認定された。「プレミアリーグ:シーズン最多勝ち点数」(95点)、「チャンピオンリーグ:異なるクラブの監督としての最多勝利」(2回)、「チャンピオンリーグ100試合達成の最年少監督」(49歳312日)、「プレミアリーグ:監督としてホーム連続不敗記録」(77試合)、の4つの世界記録を樹立している。
その他、日本人では車いすテニスの2選手の記録が認定されている。国枝慎吾が、「車いすテニスシングルス(男子)最多連勝記録」(記録数106連勝/2008年~2010年)を達成し、上地結衣は、昨年9月に全米オープン優勝を果たし、「車いすテニス(女子)最年少グランドスラム達成」(同:20歳135日)の記録を樹立した。