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スマトラ島沖地震で被災の17歳FWが11年ぶりにC・ロナウドと再会

2015.09.03

C・ロナウド(左) と対面したマルトゥニス(中央)(写真は@MartunisCR8のキャプチャ)

 インドネシア・スマトラ島沖地震の被害に遭ったスポルティングのインドネシア人FWマルトゥニスが、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの再会を果たした。2日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 ポルトガル代表が宿泊するホテルでC・ロナウドと対面を果たしたマルトゥニスは、自身のツイッターに「ありがとう、ロナウド。また金曜日(4日)に会おう」と感謝の言葉を述べ、4日に行われるポルトガル代表対フランス代表戦の前後に再び会うことを示唆した。

 現在17歳のマルトゥニスは、2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震で被災。津波によって母と兄弟2人を失うと、地震発生から19日後、ビーチの沼地に取り残されていたところを、イギリスメディア『スカイ』のジャーナリストによって発見された。当時6歳のマルトゥニスは、「10番 ルイ・コスタ」のネームが入ったポルトガル代表のレプリカユニフォームを身に付けていたことで話題となり、これを知ったC・ロナウドがマルトゥニスの元を訪問。支援を約束するとともに交流を深めていた。

 そして、被災から約11年後の今年7月、FW田中順也が所属するスポルティングは、17歳のサッカー選手になったマルトゥニスの獲得を発表。現在は下部組織でプレーしながらトップチーム入りを目指している。

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