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元ブラジル代表リヴァウドが2度目の現役引退…7月には息子とゴールで共演も

2015.08.15

現役引退を表明したリヴァウド(右)と息子のリヴァウドJr(左) (モジ・ミリン公式フェイスブックのキャプチャ)

 ブラジル・セリエB(2部リーグ)のモジ・ミリンに所属する元ブラジル代表MFリヴァウドが13日、2度目の現役引退を表明した。クラブ公式HP上でコメントを発表している。

 現在43歳のリヴァウドは2014年に現役引退を表明していたが、自身が会長を務めるモジ・ミリンがセリエBで最下位に沈んでいたことから6月に現役復帰を果たし、「チームを助けたい」とコメントしていた。7月14日のマカエ戦ではチームメートでもある息子のリヴァウド・ジュニオールと揃ってゴールを挙げ、チームの勝利に貢献していた。

 しかし、ひざの状態が思わしくなく「痛み止めを服用すれば、試合中はなんとか我慢できる。ただ、試合を終えて薬の効果が切れると耐え難い痛みに襲われたんだ」と現役引退の理由を明かした。また、スペイン紙『アス』も同選手のコメントを伝え、「もう一度だけチームのためにこの身を捧げようと思ったんだ。チームがなんとかリーグ戦をいい順位で終えることを願うよ」とチームの2部残留を願った。

 デポルティーボやバルセロナ、ミランなどで活躍したリヴァウドは、2002年の日韓ワールドカップでロナウド氏、ロナウジーニョとともに“3R”と呼ばれる攻撃陣を形成し、ブラジル代表を世界一に導いた。2004年にクルゼイロでプレーして以降は、ギリシャのオリンピアコスとAEKアテネ、ウズベキスタンのブニョドコル、アンゴラのカブスコルプなどにも在籍していた。

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