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多木理音の1点を守り切ったアルビレックス新潟シンガポールが連勝

2015.08.07

アルビレックス新潟シンガポールが1点を守り切り、ヤングライオンズを下した

 2015Sリーグ(シンガポールリーグ)の第16節が6日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールがヤングライオンズが対戦した。

 前節リーグ戦で連敗を3で止めたアルビレックス新潟シンガポールは、直近3試合を2勝1分と好調を持続するヤングライオンズを相手に連勝を目指す一戦に挑んだ。

 開始6分、ペナルティエリア右サイド付近でボールを受けた木暮郁哉が右足でミドルシュートを放つ。強烈な一撃は、左ポストに弾かれるが、アルビレックス新潟シンガポールが立ち上がりから積極的な姿勢を見せる。

 一方でヤングライオンズは35分、左サイドから突破してクロスを送りチャンスを創出したものの、水野輝が一瞬早く反応しゴールとはならなかった。

 均衡が破れたのは37分、多木理音が縦にパスを出してそのままダッシュ。タイミング良く入ってきた木暮郁哉がうまく落とすと、多木理音がリターンを受けて最終ラインを突破してGKと一対一に。この絶好機を難なく決めて、アルビレックス新潟シンガポールが先制点を挙げる。

 42分には河田篤秀のミドルシュートのこぼれ球を山田幹也が拾いクロス。木暮郁哉がファーサイドに飛び込むが、あと1歩届かず追加点とはならなかった。

 後半、追加点を狙うアルビレックス新潟シンガポールは58分、ヤングライオンズのCKを奪いカウンターを仕掛ける。素早い展開から木暮郁哉、稲葉旬と繋ぐと最後は左サイドから持ち込みシュート。決定的なシーンであったがゴールの枠を捉えることはできなかった。

 直後の59分、ヤングライオンズはペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つが、これはクロスバーに弾かれ同点とはならなかった。

 63分、右サイド突破した河田篤秀がクロスを送るとゴール前でフリーの熊田瑠偉が右足で押し込むだけだったが、シュートはGKに当たり決定的な追加点のチャンスを逃してしまう。

 82分、アディショナルタイムにも決定機を作ったアルビレックス新潟シンガポールだが、結局追加点を奪うことはできずそのまま試合終了。多木理音が決めた一点を全員で守りアルビレックス新潟シンガポールは、2試合連続の完封勝利で今季2度目の2連勝で暫定首位をキープした。

 次戦は14日、シンガポールカップ準々決勝第1戦、ホームでバレスティア・カルサと対戦する。

【スコア】
ヤングライオンズ 0-1 アルビレックス新潟シンガポール
【得点者】
0-1 37分 多木理音(アルビレックス新潟シンガポール)

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