ナイジェリアの伝説ババンギダ氏、会長務めた古巣から3名を引き抜き

ティジャニ・ババンギダ

かつて快速アタッカーとして知られたババンギダ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ナイジェリアメディア『Complete Sports Nigeria』は26日、マルタ・プレミアリーグのFCモスタでテクニカルディレクターに就任したティジャニ・ババンギダ氏が、会長を務めていたタラバ・ユナイテッドなどから4選手を獲得したと報じた。

 かつて“世界最高のスピードを持つウイング”として知られ、誰もがゲームでお世話になったとも言われている元ナイジェリア代表FWティジャニ・ババンギダ氏。

 ナイジェリア・プレミアリーグのタラバ・ユナイテッドで会長を務めていたが、今年それを辞してマルタのFCモスタでテクニカルディレクターに就任した。おそらくこれには1月にモスタに加入した弟のハルナ・ババンギダが関係しているのではないかと推測されている。

 そしてティジャニはその仕事始めとして、自身の母国との太いコネクションを生かし、タラパ・ユナイテッドからMFアブドゥル・マリク・モハメド、MFヤウ・ハッサン、FWアベル・ボビー、そして対戦相手だったウィッキ・トゥーリスツからMFチュクゥディ・サミュエルを獲得したという。

 FCモスタは昨季マルタ・プレミアリーグで10位と苦戦。残留プレーオフでグジラ・ユナイテッドと戦い辛うじて1部に残ったという立場のチームである。

 ちなみに昨シーズンのマルタ・プレミアリーグで同率得点王になったのは名古屋グランパス、サンフレッチェ広島、徳島ヴォルティス、FC岐阜でプレーしたことで知られるウェズレイの弟ジョルジーニョである。

(記事提供:Qoly)

モバイルバージョンを終了