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ブラジル代表T・シウヴァ、コパ・アメリカでの痛恨ハンドに全力でとぼけていた

2015.06.30

パラグアイ戦でハンドを犯したT・シウヴァ(画像は『SPORT TV』のキャプチャ)

 ブラジル代表は、27日に行われたコパ・アメリカ2015準々決勝で、パラグアイ代表に敗れてベスト8敗退となった。

 この試合の後半にペナルティエリア内でハンドを犯し、同点となるPKを与えてしまったチアゴ・シウヴァだが、ブラジルのスポーツ専門局『SPORT TV』によると本人はハンドを認めていなかったことが明らかとなった。

『SPORT TV』はPK戦前にピッチ内で話し合う選手たちの様子を読唇術のスペシャリストであるルイス・フェリペ・ラモン・バホス氏に依頼して解析。

 解析によるとT・シウヴァは「競りにいった時に手を上げていただけだ。分かるか? ボールは手で触っていない」とチームメイトに説明。フィリペ・ルイスとロビーニョがなだめるが、本人は納得していない様子で「本当に俺なのか? 他の選手じゃないのか?」と食い下がる。ドウグラス・コスタは呆れたジェスチャーを見せたが、T・シウヴァはそれでも納得していないようだった。

 コパ・アメリカ敗退の戦犯とも言える愚行を犯したT・シウヴァには、今シーズンのチャンピオンズリーグのチェルシー戦でも同じようなハンドからPKを献上している“前科”があるだけにブラジルメディアは、「自分のミスをとぼけているだけ」と冷ややかな反応を見せている。

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