サンパウロでプレーするパト [写真]=Getty Images
サンパウロ所属のブラジル代表FWアレシャンドレ・パトには欧州移籍の噂がつきまとっているが、当の本人はサンパウロでの選手生活を続けたいと考えているようだ。
コリンチャンスからレンタル移籍でサンパウロに在籍しているアレシャンドレ・パトは、未払いとなっている自身の給与10カ月分をコリンチャンスに、3カ月分をサンパウロにそれぞれ請求すべく訴訟を起こしている。この訴訟にはパトのネーミングライツなどの利益も含まれていると報じられている。
金銭問題を抱えながらブラジレイロンに臨んでいるパトには、インテルやラツィオなどからのオファーがあるといった報道もあるが、パトの希望はサンパウロにあるという。パトが現在の胸の内を語った。
「僕の目標はサンパウロに居続けることなんだ。現在のような形でなく完全移籍でサンパウロと契約できればと考えている。このクラブで成長していきたいからね」
パトがサンパウロに貸し出されている期間は2015年12月までで、コリンチャンスとの契約期間は2016年12月までだが、裁判の結果次第では早期の退団も十分あり得る。
(記事/Cartao Amarelo)