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FIFA副会長目指すマラドーナ、会長選で「アリ王子が勝てばチャンス」

2015.06.09

アルゼンチン代表のレジェンドであるマラドーナ氏 [写真]=Getty Images for Soccerex

 元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が、FIFA(国際サッカー連盟)の副会長になる可能性が浮上している。

 FIFAのゼップ・ブラッター会長が、5月29日の再選から4日後の6月2日に辞任を表明した。後任を選ぶ臨時総会は今年の12月から2016年3月の間に開かれる見通しとなっている。

 これまで同連盟の副会長を務め、5月の選挙ではブラッター氏の対立候補であったヨルダンのアリ・フセイン王子も、公認候補として挙がっている。マラドーナ氏はフセイン王子を補佐する役割に興味を示しているようだ。

 8日、チリのテレビ局『24HORAS』のインタビューを受けたマラドーナ氏は、「もしアリ王子が勝てば、FIFAの副会長を務める大きなチャンスが私に回ってくる」と明かすと、「私はすべてを綺麗にするよ。ブラッター会長はFBI(連邦捜査局)とスイス警察を恐れていた。手錠をつけてFIFAを去ることに怯えていたんだ」とブラッター会長を批判し、自身の公約を掲げた。

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