処分を受けたインテル(左上)、ローマ(右上)ら [写真]=AS Roma via Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は8日、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規定違反があったとして日本代表DF長友佑都が所属するインテル、FW田中順也が所属するスポルティング・リスボンら10クラブに対して罰金処分を科すことで合意したと連盟公式HP上で発表した。
処分の対象となったのはモナコ(フランス)、ローマ(イタリア)、ベシクタシュ(トルコ)、インテル(イタリア)、クラスノダール(ロシア)、ロコモティフ・モスクワ(ロシア)、スポルティング・リスボン(ポルトガル)、ロストフ(ロシア)、カルデミル・カラビュックスポル(トルコ)、CSKAソフィア(ブルガリア)の10クラブ。このうち、ロストフ、カルデミル・カラビュックスポル、CSKAソフィアの3クラブは違反額が小規模であると発表されている。
インテルの罰則金は2000万ユーロ(約26億8900万円)となるが、今シーズンのヨーロッパリーグの収益から引かれる模様。また、1400万ユーロ(約18億8000万円)分は条件付きで徴収されることになっている。さらに来シーズン以降のUEFA主催大会への選手登録においては、Aリストに含める登録選手数が制限され、2015-16シーズンは25名から21名、2016-17シーズンは22名となる。
昨シーズンは、マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンが同様に罰金処分と登録選手の制限を受けていた。