
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、4月25日に発生したネパール地震の被災者を支援するために、700万ユーロ(約9億4100万円)の寄付を行っていたことが明らかになった。8日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
死者7000人以上、負傷者15000人以上と大きな被害をもたらしたネパール地震。世界的なスーパースターであるC・ロナウドはその抜群の知名度を生かし、自身の公式フェイスブック上でNGO組織「セーブ・ザ・チルドレン」への寄付を求める内容の投稿をしていた。
フランス誌『So Foot』によると、同選手は寄付を呼びかけるだけでなく自身も700万ユーロの寄付を行っていた模様だ。
C・ロナウドは、2004年に発生したスマトラ島沖地震で、津波の被害に遭った男性が「C.Ronaldo 7」のネームが入ったポルトガル代表ユニフォームを着ていたことから、すぐに現地に飛んで支援を行っていた。
レアル・マドリードのエースとして世界的な人気を誇るC・ロナウドがスーパースターと呼ばれるのは、プレーだけでなくこうした活動を行う人間的な魅力を備えているからなのかもしれない。