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2014年の国際移籍は1万3090件で総額約4780億円が動く…FIFA発表

2015.01.28

2014年に国際移籍をした(左から)J・ロドリゲス、スアレス、ディ・マリア [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は28日、2014年に発生した国際移籍で総額40億6000万ドル(約4778億7000万円)が動いたと、公式サイト『FIFA.com』で発表した。

 FIFAは、国際移籍において、移籍先と移籍元の両クラブがオンラインで情報を共有するシステム『トランスファー・マッチング・システム(TMS)』を2010年から導入。TMSのデータを元に、国際移籍に関するレポート「グローバル・トランスファー・マーケット2015」を発表した。

 レポートによると、2014年は1万3090件もの国際移籍が締結され、総額40億6000万ドルが移籍市場で動いた。年間総額が40億ドルを超えたのは史上初の事となった。2013年の国際移籍は1万2718件で、総額は39億8000万ドル(約4684億6000万円)。そのため、2014年は件数が2.9パーセント、総額が2.1パーセント増加している。

 また、最も活発に移籍が行われたのはブラジルで、同国内に受け入れた移籍は646件。ブラジルから国外へ出る移籍は689件を記録した。そして、クラブ間の移籍金も記録されており、クラブが支払った移籍金の総額が最多だったのはイングランドで、総額11億7000万ドル(約1377億1000万円)。一方でスペインが、総額6億6700万ドル(約785億1000万円)で、クラブが受け取った移籍金の総額が最も多い国であった。

 2014年に国際移籍をした選手の平均年齢は25歳と6カ月であったことも判明している。

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