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W杯ブラジル大会で日本戦の舞台にもなったクイアバのスタジアムが閉鎖

写真は1月22日、マットグロッソ州クイアバ。アレーナ・パンタナウを視察検分するレジャー、文化、スポーツ企画戦略局のグルターヴォ・オリヴェイラ長官。同スタジアムは、日本対コロンビア戦が開催された競技場

 2014年6、7月のワールドカップ用に建設されたマットグロッソ州クイアバのパンタナウ競技場が、竣工から7カ月余りで閉鎖となった。

 TVグローボが1月23日、番組「ボン・ヂーア・ブラジル」で報じたところによると、同競技場は公金を約6億3千万レアル(約315億円)投じて建設され、ワールドカップ期間中に4試合が行われたが、現在、状態が非常に悪く緊急工事のため閉鎖されることとなった。

 芝生の状態が悪いだけでなく、建物にも深刻な問題が出ている。カマロッチ(特別観覧席)に抜ける通路をはじめ随所で天井の一部が大きく剥がれ落ちている。原因は天井裏配管からの水漏れだ。

 設備関係者の話では「ワールドカップ期間中は何の問題もなかったが、配管に問題が出始めたようだ。異常渇水の間は配管を通る水の量が少なかったため、問題が発覚しなかった」とのことだ。

 マットグロッソ州大会開始を9日後に控えているものの、予定通り始められるかは不明とのこと。

「何か問題が発覚するといつも納税者にしわ寄せがくる。ツケを払わされるのはいつも納税者だ」。閉鎖と緊急工事のニュースを聞いた町の人は言う。

 政府の諮問機関は工事を請け負った業者の資格停止については特に何も触れていない。

(記事/MEGA BRASIL、文/余田庸子、写真/Chico Valdiner/Secom MT)

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