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パリSGマクスウェルがブラジル代表引退を表明…現役引退の可能性も

2014.10.09

ブラジル代表からの引退を表明したマクスウェル [写真]=Getty Images Sport

 パリSGに所属するブラジル代表DFマクスウェルが、フランス公共ラジオ『フランス・ブルー』のインタビューに応え、同代表からの引退を表明するとともに、現役引退も考えていることを明かした。7日付のフランス紙『レキップ』が報じている。

 マクスウェルは今夏、母国で開催されたブラジル・ワールドカップではオランダ代表との3位決定戦に出場していた。同選手は2004年にブラジル代表初招集を受けたものの、そこから初キャップを刻むことなく、31歳という年齢でセレソンデビューを果たしていた。しかし、代表でのキャリアを積み重ねていくには少し遅かった模様で「33歳という年齢になり、僕にとって激しい競争があるセレソンでの戦いは終わった」と、代表からの引退を宣言した。

 マクスウェルにとって、初めてのブラジル代表での大舞台がW杯となったが、国民の悲願である母国での栄冠は叶わなかった。大会を振り返り「ブラジル・ワールドカップでの経験は最初は素晴らしいものだった。でも経済的背景もあって、プレッシャーが僕らに向けられた。まぁ素晴らしい思い出として残しておくよ。ドイツ戦での敗北は、悲劇的なものだった。でも両チームのレベルの差は7-1ほどの差ではないよ」と、国内からの重圧により、チームが難しい状況に陥ったことを明かしている。

 大会後、チームが激しいバッシングを受けたことについて「ブラジルでの1週目のバカンスはとても難しいものになってしまった。でもパリSGのロッカールームで(他のブラジル代表選手たちと)話し合ったんだ。僕らはプロだし、次なる目標に向けこれを乗り越え、ポジティブにならなければならないとね」と批判を受けながらも、プロとして次の目標に切り替えていくことを仲間と誓い合った。

 だが、現役生活を続けていくかに関しては「このまま続けていくかはわからない。まだ決断していない。2月にはもう少し知ることが出来るだろう。引退するかもしれないし、続けるかもしれない。クラブが何を望むか、どんなオファーを出してくれるかによるよ」と、将来が不透明であることを語っている。

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