試合中にリヒトシュタイナー(右)に股間を殴られたと主張するコナテ(左) [写真]=Getty Images Sport
マルメ所属のスウェーデン人DFパ・コナテが、ユヴェントスとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節を終えて、対峙したユヴェントスのスイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーに殴られたことを主張している。17日付のイタリア紙『トゥットスポルト』ら各紙が、スウェーデン紙『アフトンブラーデット』のインタビューに応えた同選手のコメントを伝えた。
アウェー、トリノのユヴェントス・スタジアムで行われた同試合で、コナテは先発フル出場していた。そして問題の場面は54分、同選手はリヒトシュタイナーと接触し両者とも転倒。この際に、コナテはリヒトシュタイナーに殴られたと主張している。確かに映像には意図してなのかは不明なものの、リヒトシュタイナーの拳がコナテの局部を直撃する瞬間が捉えられていた。
怒りが収まらないコナテは「写真がすべてを物語っている。僕は地面に倒れていたんだ。そして彼は足の間を、僕の大事な所を強く殴ったんだ。辱められた。狂っているよ。僕は彼に自分が何をしたか聞いたんだ。そうしたら彼は黙ってじっと僕を見ているだけだった」とリヒトシュタイナーを批判した。
両チームは11月にマルメのホームで再び対戦するが、リヒトシュタイナーに復讐するかと問われると同選手は「しないよ、それは僕のスタイルじゃない。でも彼の卑劣な行為にはイライラさせられた。もしかしたら誰かが彼にボールをぶつけるかもしれないけどね」と冗談まじりに否定している。
最後にユニフォーム交換について問われると「(セバスティアン・)ジョヴィンコと交換したんだ。彼はすごくいい人だったよ。(リヒトシュタイナーとは)絶対に交換しないよ」とジョヴィンコと交換したことを明かした。
また自身のツイッター上で問題の場面を収めた写真をつぶやいていたコナテだが、現在はそのつぶやきを削除し「試合の結果は残念だったが、すごい経験だったよ、神様。チャンピオンズリーグは全く違うレベルの戦いだった」と初挑戦となったチャンピオンズリーグを語っている。