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柿谷曜一朗がバーゼル入団会見「レベルの高さを既に感じている」

2014.07.23

バーゼル入団会見に臨んだ柿谷曜一朗(右)

 スイスのバーゼルは22日、セレッソ大阪から獲得した日本代表FW柿谷曜一朗の入団会見を行った。クラブの公式HPが伝えている。

 入団会見に臨んだ柿谷は、「(パウロ・ソウザ)監督が、自分の心を動かしてくれたことが、バーゼル加入の大きな理由でした。クラブの会長も、熱心に誘ってくれました」と、移籍の理由を語り、「非常に活発なチームで、自分も良い形でフィットできると思います」と、クラブの印象を話した。

 そして、「スイスリーグが弱いとは感じていません。バーゼルのレベルの高さを既に感じています」と、話したうえで、「チャンピオンズリーグ出場は子どもの頃からの夢でしたが、それはそこまで重要なことではなく、バーゼル移籍の決め手でもありませんでした。このクラブの成功が魅力的でした。合流してから数日しか経っていませんが、パウロ・ソウザ監督の強いオーラを感じています」と、コメントした。

 2018年6月30日までの4年契約での移籍が7日に発表された柿谷は、15日に行われたJ1第12節延期分の川崎フロンターレ戦で途中出場し、翌16日にスイスへ出発していた。バーゼルでの背番号は14となる予定。

 柿谷は1990年生まれの24歳。C大阪の下部組織出身で、2006年にクラブ史上最年少となる16歳でのプロ契約を締結した。2009年6月からは期限付き移籍で徳島ヴォルティスへ加入。2012年にC大阪に復帰すると、同年にはJ1で11得点を挙げた。翌2013年には背番号を8に変更し、J1全34試合に出場、21得点を記録した。

 年代別の日本代表にも名を連ねていた柿谷は、2013年7月の東アジアカップでA代表デビュー。3得点を挙げて優勝に貢献すると、同年は国際Aマッチ9試合に出場して4得点を記録した。ブラジル・ワールドカップのメンバーにも選出され、2試合に途中出場した。

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