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C・ロナウド、代表歴代最多得点に「いつかはこの日が来ると思っていた」

2014.03.08

ポルトガル代表で活躍するC・ロナウド [写真]=Getty Images

 5日、FIFA国際Aマッチデーに行われたポルトガルvsカメルーンの親善試合において、レアル・マドリード所属のFWクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールを決め、代表での通算ゴール数を49とした。この結果、それまで並んでいたペドロ・パウレタ氏の持つ47ゴールの記録を抜き去り、単独トップとなった。

 この試合では、ポルトガルは前線からの積極的なプレッシングからボールを奪い、鋭く素早いカウンターで効率よく相手ゴールに襲いかかる戦術が上手く機能した。また前半20分には、ジョアン・ペレイラ(バレンシア)からのクロスボールを受けたC・ロナウドが、トラップから右足の強烈なシュートを叩き込み、先制点を奪った。これが代表キャップ110試合目にして掴み取った、代表歴代ゴール数単独トップとなる48ゴール目の瞬間だった。

 その後、同点ゴールを叩き込まれたものの、後半はホームの“ポルトガルショー”となる。ジョアン・ペレイラ、ファビオ・コエントランが起点となり、そこから再三カメルーンゴールに襲いかかり、83分に再びC・ロナウドがゴールを決め、終わってみれば5‐1の快勝劇となった。

 試合後、ゴール数で代表歴代単独トップになった事を聞かれたC・ロナウドは、喜びとチームメイトへの感謝を示した。

「いつかはこの日が来ると思っていた。とにかくとても嬉しく思っているよ。ポルトガル代表最多ゴールという記録は、僕にとっては特別な事だからね。早速、パウレタが祝福してくれた。10年間の代表での努力が報われた形だし、関わってくれた監督やチームメイト達に感謝したいね」

 また、この日で110試合となった代表キャップ数記録に関して、「ルイス・フィーゴの127試合という記録は、僕にとってはモチベーションだし、辿り着ければ誇らしい事だね。このまま続けて行けば、自然な形で成し遂げられると思う」とコメント。何ゴールまで記録を伸ばしたいかという質問に対しては、「何点決めるかなんて、考えたくないよ。具体的な数字を約束するつもりはない。そういう事は、続けていれば、自然について来る事だ」と語っている。

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