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カンボジア初の元J1選手が誕生…福岡退団のMF木原正和が移籍

2014.01.07

カンボジア1部への挑戦が決まった木原(写真は2012年当時) [写真]=Getty Images

 カンボジア1部リーグのトライアジア・プノンペンFCは7日、元U-18日本代表MF木原正和を獲得したと発表した。

 現在26歳の木原は2010年にJ1の大宮アルディージャに加入。2012年にJ2のアビスパ福岡へ期限付き移籍で加入し、リーグ戦23試合に出場したが、完全移籍した2013シーズンは1試合の出場にとどまった。


 トライアジア・プノンペンFCは、12月17日に開催されたJリーグ合同トライアウトを視察し、契約合意に至ったと発表。元J1選手としては初のカンボジアプロリーグ移籍となる。

 同クラブオーナーの横井朋幸氏、GM兼監督の吉岡大介氏は、以下のようにコメントしている。

■横井朋幸オーナー
「カンボジアと日本の架け橋として、日本のレベルの高いサッカーをカンボジアに伝えることが出来ればと思う。木原選手にはぜひ存分に力を発揮し当チームを優勝に導いてほしい」

■吉岡大介GM兼監督
「カンボジア初の元J1出身選手の移籍とチャレンジが決まり、とても嬉しく誇りに思う。木原選手にはこれまでの経験と持っている力を全て出しきり、チームの目標であるカンボジア初のAFCのタイトルを共に力を合わせ獲得し、カンボジアのたくさんのサポーターと未来のサッカー少年に夢と希望を与えてほしい。チームの中心的な存在として活躍を期待している」

 トライアジア・プノンペンFCは2013年1月に設立された、カンボジア初の日系プロサッカークラブ。2部リーグからスタートすると、2013年10月には入れ替え戦を経て、1部昇格を果たしている。

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