2013.06.05

5日開幕のU-21欧州選手権、優勝候補はタレント揃うスペイン

スペイン代表の中心として活躍が期待されるイスコ [写真]=Getty Images

 5日に開幕を迎える2013 UEFA U-21 サッカー欧州選手権。過去にはルイス・フィーゴ氏(ポルトガル代表)、ファビオ・カンナヴァーロ氏、アンドレア・ピルロ(ともにイタリア代表)、ペトル・チェフ(チェコ代表)といった後のスターたちがMVPを獲得している本大会は、今後の欧州各国の勢力図を描く上でも重要な位置を占める大会となる。

 本戦に駒を進めた8カ国の中で、グループAではイングランドとイタリアの2国が優勢であることは否めない。伝統的に堅い守備が特徴のイタリアだが、今大会のメンバーを見ると、パリSGのMFマルコ・ヴェッラッティやリヴァプールFWファビオ・ボリーニなど前線に多くのタレントが揃っている。昨年のユーロでは攻撃的なサッカーで躍進を遂げた“新生”イタリア、今大会でも台風の目になりそうだ。

 対するイングランドは、要所にプレミアリーグ所属のタレントを擁し、バランスのとれた陣容となっている。中でも来季からマンチェスター・Uへの加入が決定したFWウィルフリード・ザハのプレーには注目が集まるだろう。ノルウェーもプレーオフでフランスを破って出場を果たしており、突破の可能性は十分にある。開催国のイスラエルには厳しいグループリーグになるが、ホームでの意地を見せてもらいたい。

 一方のグループBは列強国がひしめく「死のグループ」となったが、その中でも頭一つ抜けているのが前回優勝国のスペインだ。マンチェスター・UのGKダビド・デ・ヘアやマラガMFイスコなど、既に欧州トップクラブの第一線で活躍するタレントを多く抱え、それぞれのポジションにおいて質・量共に豊富な選手を揃えている。順当にいけば、スペインが優勝候補の筆頭となるだろう。

 グループ2番手争いが予想されるオランダとドイツを比べると、10勝2分で予選を突破したドイツに対し、オランダはスコットランドに競り負けるなど安定感を欠く場面も見せた。このことが、グループリーグを戦う上で両者の明暗を分ける僅かな差になるかもしれない。グループAよりもさらに厳しい戦いを勝ち抜かなければならないロシアだが、予選リーグでポルトガルを抑えて首位突破を果たした底力を発揮できれば、今大会のダークホースになる可能性も十分に秘めている。

 若いチーム同士の戦いだけに、波乱が起こる可能性も十分に考えられる。どちらのグループも、若きスター選手の活躍に加えて、ダークホースの存在が1つの楽しみになるだろう。

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