圧勝のスタンダールが来季のEL出場権を獲得した [写真]=Photonews via Getty Images
ヨーロッパリーグ出場権を懸けたベルギーリーグのプレーオフが26日に行われ、日本代表GK川島永嗣、FW永井謙佑、FW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュがヘンクと対戦。川島が2試合連続の先発出場、小野と永井はベンチスタートだった。
敵地でのファーストレグを0-1で落とし、ホームでのセカンドレグに臨んだスタンダールは、開始5分に先制点を奪う。ミッチー・バツフアイが左サイドからクロスに合わせ、1-0。2試合合計のスコアを早々に振り出しに戻すと、14分にはフレデリック・ビュロが左足でゴールネットを揺らし、追加点を奪った。さらにスタンダールは、ポール・ムポクが直接FKとPKでゴールを決め、前半だけで4得点。大量リードでハーフタイムを迎えた。
後半に入ってもスタンダールの攻勢は止まらない。70分に小野が途中出場を果たすと、73分に5点目が生まれた。小野が自陣から相手最終ラインの裏へスルーパス。スペースでボールを受けたレザ・ゴーチャネジハドは、ペナルティーエリア内で相手GKをかわし、ゴールネットを揺らした。スタンダールは79分と82分にもゴールを決め、7-0で圧勝。なお、川島はフル出場で、永井に出場機会はなかった。
スタンダールは、2試合合計7-1でヘンクを下し、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を獲得した。