カターニアは10日、日本代表FW森本貴幸がUAEのアル・ナスルへレンタル移籍することで合意したと発表した。

　森本は2007年に東京Vからカターニアへレンタル移籍し、翌年には完全移籍を果たす。以後、定期的な出場機会を得るが、2010－11シーズンにリーグ戦出場12試合のみと出番を減らすと、2011－12シーズンはノヴァーラへレンタル移籍した。ノヴァーラでは18試合出場4得点を記録し、今シーズンはカターニアへ復帰したが、リーグ戦5試合出場（先発出場1試合）で無得点と結果を出せていなかった。

　アル・ナスルは、過去にカターニアで森本を指導した経験のあるワルテル・ゼンガ監督が指揮を執っており、同じくカターニアでチームメートだった元イタリア代表FWジュゼッペ・マスカーラが在籍している。