香川のイングランドでの活躍を予想するラウール
アル・サッドの元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが、ドルトムントからマンチェスター・Uへ移籍した日本代表MF香川真司や、日本への移籍について言及した。25日に発売した『サッカーゲームキング(Vol.012)』のインタビュー内で語っている。
ラウールはシャルケ在籍時に対戦した香川の印象を聞かれ、「カガワはすでに“偉大なプレーヤー”の仲間入りをしている。ドルトムントはシャルケとライバル関係にあったけど、カガワは実際にとても危険なプレーヤーで、みんなが彼を警戒していた」と振り返った。
香川が今シーズン、マンチェスター・Uへ移籍したことには、「新シーズンはプレミアリーグでも、“クラック”(名手)としての才能を見せつけるはずだよ。(マンチェスター)ユナイテッドにとっては最高の補強になったんじゃないかな」とビッグクラブでの香川の活躍に期待している。
今夏にシャルケを退団し、カタールへの移籍を決断したラウール。日本への移籍を考えたか問われると、「日本のファンはいつも暖かい声援を送ってくれる。特に1998年のトヨタカップは僕のゴールでヴァスコ・ダ・ガマを破り、クラブ世界一になったんだ。本当に素晴らしい思い出が刻まれた国だし、日本のみんなに僕が特別な思いを抱いていることも確かだ。ただ、残念ながら日本のクラブからオファーはなかった……それだけのことさ」と心境を語っている。
[写真]=千葉格