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イラン代表、帰国後に投獄or死刑の可能性もあった? 初戦の国歌斉唱拒否で警告されたとも

イラン代表の選手たち [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022に参加するイラン代表の選手たちに、刑務所行きか死刑の可能性があったようだ。25日、『ザ・サン』のアメリカ版が報じている。

 イラン代表は、今年9月に起きたマフサ・アミニさんの死亡(ヒジャブを適切に着用していなかったとして、治安当局に拘束。のちに死亡している)に抗議し、21日のイングランド代表との試合では国歌斉唱を拒否。一部のサポーターからも支持されていた。

 しかし、25日のウェールズ代表戦では一転して、つぶやくような声ながら国歌を斉唱。この背景には、「帰国後、(どれほどの成績を残したとしても)刑務所に入るか、死刑に直面する」可能性があると警告されたと報道されている。これについて、同紙は「プレッシャーに屈したように見えた」と伝えている。

 なお、イランでは過去にも政権に反対する言動をしたアスリートが処刑された事例もあったとのこと。『ザ・サン』は少なくとも6人がその犠牲になったと報じている。

 『ザ・サン』が紹介した事例は以下の通り。

・ナヴィド・アフカリ(元レスリング選手)
政府への抗議活動で警備員を殺したというデマが原因で殺害された。

・ハビブ・カビリ(元サッカー選手)
反体制派のグループを構成するメンバーという理由で逮捕・処刑。

・マフシド・ラザギ(元サッカー選手)
反政府新聞を販売したとして逮捕。1980年に懲役1年を宣告されたが、釈放されることは無かった。結局1988年に他の政治犯と共に処刑された。

・フォルザン・アブディ(元女子バレーボール選手)
反体制派グループを支援したとして1981年に懲役8年で逮捕。1988年に処刑。

・マジッド・ジャマリ・ファシ(元キックボクシング選手)
イスラエルのスパイとしてテヘランで核科学者を暗殺されたとして非難された。拷問や、自白を強要されたと明かしている。

・ホウシャン・モンタゼラルゾフール(元レスリング選手)
1981年に逮捕。銃殺隊によって射殺。

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