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出場国拡大の2026年W杯、アジア予選の新フォーマットが決定…従来の4.5枠から8.5枠へ

2022.08.01

アジア予選の新フォーマットが決定(写真は2018年のW杯ロシア大会) [写真]=Getty Images

 AFC(アジアサッカー連盟)は8月1日、出場国数が32カ国から48カ国へと拡大されるFIFAワールドカップ2026に備えて、アジア予選の新フォーマットを発表した。

 2026年にカナダ・アメリカ・メキシコの3カ国で共同開催されるFIFAワールドカップ2026。従来の32カ国から48カ国へと出場国数が増加するため、これに伴い、各大陸の出場枠数も変更に。これまで、アジアは直接出場枠『4』と大陸間プレーオフ枠『1』となっていたが、新フォーマットによって直接出場枠『8』と大陸間プレーオフ枠『1』が割り当てられた。

 大きな変更点としては、アジア最終予選に参加する代表チーム数の増加が挙げられる。従来のアジア最終予選は、12カ国を6チームずつ2グループに分けていたが、新フォーマットでは18カ国を6チームずつ3グループに分ける方式を採用した。各グループ上位2カ国(計6カ国)が本大会出場権を獲得するという。なお、アジア1次予選および2次予選では、2027年に開催されるAFCアジアカップ2027の予選も兼ねていると明らかにしている。

 新フォーマットは以下のように決定された。

FIFAワールドカップ2026・アジア予選

●アジア1次予選:アジアにおけるFIFAランキング26~47位の22カ国を対象とした抽選を行い、ホーム&アウェイ方式で対戦。勝利した11カ国がアジア2次予選に進出

●アジア2次予選:アジアにおけるFIFAランキング1位~25位までの25カ国とアジア1次予選の勝者11カ国(計36カ国)を4チームずつ9グループに分けて、ホーム&アウェイ方式の総当たり戦。各グループの上位2カ国(計18カ国)がアジア最終予選に進出

●アジア最終予選:最終予選に進んだ18カ国を6チームずつ3グループに分けて、ホーム&アウェイ方式の総当たり戦。各グループの上位2カ国(計6カ国)が本大会出場権を獲得
※アジア最終予選に進出した18カ国は、AFCアジアカップ2027の出場権も獲得

●アジア・プレーオフ:アジア最終予選の各グループ3位と4位の6カ国を3チームずつ2グループに分けて、総当たり戦を行う。両グループの1位(計2カ国)が本大会出場権を獲得。両グループの2位チームが対戦し、勝者が大陸間プレーオフに出場

AFCアジアカップ2027

●AFCアジアカップ予選・プレーオフ:アジア1次予選の敗者10カ国が抽選を行い、ホーム&アウェイ方式で対戦。勝者5カ国がAFCアジアカップ予選・ファイナルラウンドに進出

●AFCアジアカップ予選・ファイナルラウンド:アジア2次予選の各グループ3位と4位(計18カ国)、AFCアジアカップ予選・プレーオフの勝者5カ国、アジア1次予選の敗者復活戦の勝者(計24カ国)を4チームずつ6グループに分けて、各グループ1位のみがAFCアジアカップ2027の出場権を獲得

By サッカーキング編集部

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