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オマーンがドローで日本3位浮上、豪州vsサウジは痛み分け…イランが劇的逆転勝利/W杯アジア最終予選第5節

2021.11.12

サウジアラビアとオーストラリアの直接対決はスコアレスドロー [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022アジア最終予選第5節が各地で行われた。

 グループBの日本代表は最下位のベトナム代表と対戦。全試合から右サイドバックのみを変更して挑んだこの試合では17分、南野拓実のクロスに飛び込んだ伊東純也がゴールネットを揺らして先制。40分には伊東がゴラッソを突き刺すが味方のオフサイドを取られ得点は取り消された。ベトナムに決定的なシーンを作らせなかった一方で、攻めあぐねた日本代表は先制点を守り切って1-0で勝利し、3勝目を挙げた。

 また、日本と同組のグループBでは2位オーストラリア代表が首位サウジアラビア代表を迎えた首位攻防戦を戦った。両チームともビッグチャンスを作ったものの1点が遠くスコアレスドローに終わっている。この結果、オーストラリアの勝ち点は10で日本は勝ち点差1に迫っている。

 同じくグループBで、オマーン代表をホームに迎えた中国代表はエスパニョール所属のウー・レイが21分にゴールを挙げ先制に成功する。しかし後半にオマーンが1点を返してそのまま試合は終了。オマーン代表は日本が勝利した節で惜しい足踏みとなり、日本に3位を明け渡す格好となった。

 グループAはイラン代表がアウェイでレバノン代表と対戦。イランは37分に先制を許し1点ビハインドの時間が続くが、90+1分と90+5分にそれぞれゴールを挙げて土壇場で劇的逆転勝利を収めた。

 UAEをホームに迎えた韓国代表は36分にファン・ヒチャンがPKで先制点を挙げ、それを守り切って勝利。イラク代表とシリア代表の一戦は1-1のドローに終わっている。

■試合結果
▼グループA
イラク 1-1 シリア
レバノン 1-2 イラン
韓国 1-0 UAE

▼グループB
中国 1-1 オマーン
ベトナム 0-1 日本
オーストラリア 0-0 サウジアラビア

■順位表
▼グループA
1位 イラン(勝ち点13)
2位 韓国(勝ち点11)
3位 レバノン(勝ち点5)
4位 イラク(勝ち点4)
5位 UAE(勝ち点3)
6位 シリア(勝ち点2)

▼グループB
1位 サウジアラビア(勝ち点13)
2位 オーストラリア(勝ち点10)
3位 日本(勝ち点9)
4位 オマーン(勝ち点7)
5位 中国(勝ち点4)
6位 ベトナム(勝ち点0)

■第6節対戦カード(11月16日)
▼グループA
レバノン vs UAE
イラク vs 韓国
シリア vs イラン

▼グループB
ベトナム vs サウジアラビア
中国 vs オーストラリア
オマーン vs 日本

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