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「負けたのはブラジルであり、ネイマールではない」…OBのカカ氏が擁護

2018.07.19

カカ氏(左)がネイマール(右)を擁護した [写真]=Getty Images

 元ブラジル代表カカ氏が、同代表の2018 FIFAワールドカップ ロシアでのベスト8敗退を受けて批判を浴びているFWネイマールを擁護した。

 ブラジルは、今大会の優勝候補と目されながら、準々決勝でベルギー代表に敗れ、大会を去った。エースとして活躍が期待されていたネイマールには、批判の声が多く向けられている。そんな中、同代表のOBであるカカ氏は、敗退はネイマールだけの責任ではないことを強調した。

「1人のアスリートとして、ネイマールは素晴らしい選手だ。W杯前に負傷していて、コンディションはギリギリだった。大会の中でコンディションを上げ、自信を取り戻していった。だが、ベルギー戦については、サッカーとはああいうものだと思う」

ネイマールは決定的な仕事をし、良いパスを出していた。ゴールは決められなかったが、勝利に向けてトライし続けていた。チームメイトをゴールの近くへ向かわせる形がなんどもあった。だが、こういう結果になることもある」

 ネイマールについてカカ氏はこのように言及し、ベルギー戦のプレーにも一定の評価を与えた。そして、エスカレートする“ネイマール叩き”に対して、苦言を呈している。

「いつもスケープゴートが求められる。そういう風潮に同意はできない。負けたのはブラジルであり、ネイマールではない。準々決勝で敗れたのは、ブラジル代表のチーム全体だ」

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