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新たなスタートを切った各国…ロシアW杯出場32カ国の監督人事まとめ

2018.07.18

W杯で指揮をした(左から)西野朗、イエロ、サンパオリ、ファン・マルヴァイク [写真]=Getty Images

 1カ月間にわたって熱戦を繰り広げた2018 FIFAワールドカップ ロシア。サッカー界最大の祭典が幕を閉じた今、各国は新たなスタートを切っている。2大会ぶりのベスト16進出を果たした日本代表では、西野朗監督が7月末の任期満了をもって退任。現在は、新指揮官の選定が進められている。そこで今回は、今大会に出場32カ国の監督人事の現況についてまとめてみた。(情報はすべて7月18日正午現在)

■グループA
・ロシア
スタニスラフ・チェルチェソフ監督(54歳/ロシア) 未定

・サウジアラビア
フアン・アントニオ・ピッツィ監督(50歳/アルゼンチン) 留任

・エジプト
エクトル・クーペル(62歳/アルゼンチン) 退任
→新監督未定

・ウルグアイ
オスカル・タバレス(71歳/ウルグアイ) 未定

■グループB
・ポルトガル
フェルナンド・サントス(63歳/ポルトガル) 留任

・スペイン
フェルナンド・イエロ(50歳/スペイン) 退任
→ルイス・エンリケ(48歳/スペイン)新監督就任

・モロッコ
エルヴェ・ルナール(49歳/フランス) 留任

・イラン
カルロス・ケイロス(65歳/ポルトガル) 未定(留任の可能性あり)

■グループC
・フランス
ディディエ・デシャン(49歳/フランス) 留任

・オーストラリア
ベルト・ファン・マルヴァイク(66歳/オランダ) 退任
→グラハム・アーノルド(54歳/オーストラリア)新監督就任

・ペルー
リカルド・ガレカ(60歳/アルゼンチン) 未定

・デンマーク
オーゲ・ハレイデ(64歳/ノルウェー) 留任

■グループD
・アルゼンチン
ホルヘ・サンパオリ(58歳/アルゼンチン) 退任
→新監督未定

・アイスランド
ヘイミル・ハルグリムソン(51歳/アイスランド) 退任
→新監督未定

・クロアチア
ズラトコ・ダリッチ(51歳/クロアチア) 未定(退任の可能性あり)

・ナイジェリア
ゲルノト・ロール(65歳/ドイツ) 留任

■グループE
・ブラジル
チッチ(57歳/ブラジル) 未定(留任濃厚)

・スイス
ヴラジミール・ペトコヴィッチ(54歳/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ) 留任

・コスタリカ
オスカル・ラミレス(53歳/コスタリカ) 退任
→新監督未定
*まだ退任の正式発表はないが、協会が「契約を更新しない」と会見で明らかにした。

・セルビア
ムラデン・クルスタイッチ(44歳/セルビア) 留任

■グループF
・ドイツ
ヨアヒム・レーヴ(58歳/ドイツ) 留任

・メキシコ
フアン・カルロス・オソリオ(56歳/コロンビア) 未定(退任濃厚)

・スウェーデン
ヤンネ・アンデション(55歳/スウェーデン) 留任

・韓国
シン・テヨン(49歳/韓国) 未定(留任の可能性あり)

■グループG
・ベルギー
ロベルト・マルティネス(45歳/スペイン) 留任

・パナマ
エルナン・ダリオ・ゴメス(62歳/コロンビア) 退任
→新監督未定

・チュニジア
ナビル・マールル(55歳/チュニジア) 退任
→新監督未定

・イングランド
ガレス・サウスゲート(47歳/イングランド) 留任

■グループH
・ポーランド
アダム・ナヴァウカ(60歳/ポーランド) 退任
→イェジー・ブジェンチェク(47歳/ポーランド) 新監督就任

・セネガル
アリュー・シセ(42歳/セネガル) 留任

・コロンビア
ホセ・ペケルマン(68歳/アルゼンチン) 未定(退任濃厚)

・日本
西野朗(63歳/日本) 退任
→新監督未定

 上記のとおり、出場32カ国で「留任」が確定しているのは、13カ国のみ。半数近くの国で指揮官の顔ぶれが変わる見込みで、今後は代表監督の“大移動”が起こる。

 ロシアの地で名をあげてステップアップを果たす監督もいれば、クラブチームへ活躍の場を移す監督もいるだろう。あるいは、今回のW杯を機に指導者生活に区切りをつける監督もいるかもしれない。一方で、“代表監督”として新たなキャリアを切り開く者もいるはずだ。

 果たして、我々を驚かせてくれるような発表はあるのか。ピッチ上で活躍した選手はもちろんのこと、監督たちの動向からも目が離せない。

(記事/Footmedia)

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