スウェーデン戦で決勝点を挙げたマグワイア [写真]=FIFA via Getty Images
ロシア・ワールドカップ準々決勝のイングランド対スウェーデン戦で、イングランド代表のハリー・マグワイアがチームを28年ぶりのベスト4に導く決勝点を挙げた。今大会で一躍知名度を上げた25歳のDFを紹介する。
■地元クラブでトップチームデビュー
地元クラブのシェフィールド・ユナイテッドでキャリアをスタートさせ、2010-11シーズンにトップチームに昇格。4月に行われたカーディフ戦でデビューを飾り、同時にマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
翌2011-12シーズンの開幕戦でトップチーム初ゴールを決め、リーグ戦全46試合中44試合にフル出場。チームを3位に押し上げる原動力となり、クラブが選ぶ年間最優秀若手選手賞と年間最優秀選手賞をダブル受賞した。
■プレミアリーグに初挑戦
2014-15シーズンに250万ポンド(約3億7000万円)の移籍金でハルに加入。移籍当初は出番が巡ってこなかったが、12月のスウォンジー戦でプレミアリーグデビューを飾った。チームは降格を余儀なくされたものの、自身はレギュラーに定着して1シーズンでのプレミアリーグ復帰に大きく貢献。翌2016-17シーズンはプレミアリーグ29試合に出場し、サポーターと選手が選ぶクラブ年間MVPをそれぞれ獲得した。
■レスターでの活躍
2017-18シーズンに1700万ポンド(約24億円)の移籍金でレスターへ加入すると、すぐさまレギュラーに定着し、チーム唯一のリーグ戦全38試合フル出場を達成。シーズン終了後には、クラブ年間最優秀選手賞と、選手が選ぶ年間最優秀選手賞の両方を受賞した。
■代表キャリア
ガレス・サウスゲート監督の招集を受けて昨年8月にA代表デビューを飾ると、代表でも指揮官の信頼を得てスタメンの座を勝ち取った。W杯では控え組で臨んだベルギー戦を除く4試合にフル出場。スウェーデン戦で決めた貴重な先制点は、記念すべき代表初ゴールだった。
By サッカーキング編集部
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